独り言その17
フラット3… |
残念ながら、日本はワールドカップ決勝トーナメント1回戦で負けてしまいました。でも、決勝トーナメントに進めただけでも偉大な業績でしょう。 |
グループリーグ通過の立役者は宮本ではないでしょうか。トルシエの戦術の根幹をなすはずの「フラット3」を崩したことが、失点をなくし、攻撃にも厚みが出たのだと思います。森岡が怪我をしていなければ、グループリーグ敗退だったかもしれませんね。森岡は「トルシエの申し子」だから(笑) |
そもそも、日本人の身体能力からして、フラット3は不向きだと思うし、オフサイドトラップをしかけたときの、カバーが全く出来ていませんでした。ゲームの流れ全体が見えていない監督だったのでしょう。 |
結局、決勝トーナメントでは、采配ミスで負けたようなものです。先発メンバーにしても、選手交代にしても、ミスだったと思います。トルシエは名トレーナーではあったかもしれませんが、監督としては2流以下でした。少なくとも日本にとっては。 |
1流選手が必ずしも1流の指導者になれるわけではないですが、2流選手は絶対に1流の指導者にはなれないと思います。自らが技術の修得、チームへの貢献が出来なかったような選手だった人を、代表監督にすること自体が間違いではないかと思います。 |
頭だけで考えていても、それが本当に通用するのか、実戦の中で自らが学べなかった人の戦術は、言わば経済学の教授の理論のようなもの。経済学者が日本経済を救えないのと一緒です。 |
個々の能力をアップさせるのは選手を経験していない人でも可能です。何事も、全体を見渡すのは難しいですね。 |
2002.6.21