和泉式部 1

和泉式部の歌を伝統的な仮名の書風で書いて行きます。

あらざ(佐)ら(羅)む(无) 
この世のほ(本)か(可)の(能)
おもひで(天)に(爾)
今ひとた(多)び(飛)の
逢ふことも(毛)が(可)な(那)


 ( )内は変体仮名の字源を示しています。 


あらざらむ この世のほかの 思ひでに 今ひとたびの 逢ふこともがな

(訳)
ほかには何もないの・・・
あのね、せめてこの世の思い出にもう一度逢いたいわ・・・
それだけなの(..*)ポッ

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